アッキー先生〜教育の多様性〜

自分のこれまでの教育実践や研修で学んできたことを発信し、これからの教育の多様性について考えていきます。

生徒指導の活用術〜その15〜

子どもに対してはあまり叱りたくないものですが、時には厳しく叱らないといけない時があります。
では、どういう時にどういう叱り方がいいのか
コレは、人によって様々だと思いますが僕が心掛けている叱り方を紹介したいと思います。
参考になれば幸いです。

叱らないといけない場面には大きく2つあると思っています。
それは

  1. 身体に影響を及ぼす行為をする場面
  2. それ以外の場面

です。それぞれ説明していきます。

  • 身体に影響を及ぼす行為をする場面

これは、いわゆる人を叩いたり蹴ったりする行為です。
このことが許されないことは、誰でも分かっていることですが
学校ならではの事情としては
保護者に大きな不安を与える
からです。

身体の傷は心象的に1番不安を感じやすいものです。
たとえ、どんな理由があったとしても誰かを傷つけるだけの理由はないことを
子どもたちには教える必要があります。
そのため、そのような行為に対しては、速やかに厳しく対応する必要があります。

  • それ以外の場面

については叱り方は様々です。
その状況やその子の特性に応じて叱り方を考えていく必要があります。

  • なぜそれをやってはいけないかを話す
  • 別室で個別に話す
  • みんなでその問題について考えてみる

特に、発達障碍による特性には配慮する必要があります。

どんなときにどのように叱ればよいか迷った時には
ぜひ、試してみてください。