生徒指導の活用術〜その16〜
子どもの素直な言葉を引きだすときには
何かを行いながら話を聞く
と効果的です。
どういうことかというと、
例えば、
- 友達関係が気になる
- 悩みを抱えてる様子がある
といった子どもがいたときに、その子1人を呼び出して話を聞くというのは、あまり望ましいものではありません。
なぜかというと
- なぜ呼び出されたのだろう
- 何か悪いことをしたのか
- 怒られるかも
- 周りが見ている
といった見られ方をするからをされ、その子が傷つく可能性があるからです。
それを防ぐためにも
何かを行いながら話を聞く
が有効なときがあります。
例えば、
- 係活動
- レクの実行委員
- 委員会中
など、その子個人で活動することがあります。
ないときは意図的に手伝いを頼むのもいいかもしれませ。(意図を汲まれないようさりげなくですが)
そのときに、何気なく一緒にその活動に参加し、活動の中でさりげなく聞いてみます。
面と向かって話すより、素直な言葉を聞けることが多いように感じます。
ぜひ、試してみてください。