生徒指導の活用術〜その16〜
子どもの素直な言葉を引きだすときには
何かを行いながら話を聞く
と効果的です。
どういうことかというと、
例えば、
- 友達関係が気になる
- 悩みを抱えてる様子がある
といった子どもがいたときに、その子1人を呼び出して話を聞くというのは、あまり望ましいものではありません。
なぜかというと
- なぜ呼び出されたのだろう
- 何か悪いことをしたのか
- 怒られるかも
- 周りが見ている
といった見られ方をするからをされ、その子が傷つく可能性があるからです。
それを防ぐためにも
何かを行いながら話を聞く
が有効なときがあります。
例えば、
- 係活動
- レクの実行委員
- 委員会中
など、その子個人で活動することがあります。
ないときは意図的に手伝いを頼むのもいいかもしれませ。(意図を汲まれないようさりげなくですが)
そのときに、何気なく一緒にその活動に参加し、活動の中でさりげなく聞いてみます。
面と向かって話すより、素直な言葉を聞けることが多いように感じます。
ぜひ、試してみてください。
教育の多様性〜その2〜
教育の多様性〜その1〜
ブログのタイトルが教育の多様性と言っておきながら、あまり多様性についてお話ししていないため今回はある多様性についてはなしていきます。
先生の皆さんは
lgbt
という言葉を知っていますか。
今は、学校現場でも研修として取り入れている学校が増えています。
簡単に説目すると図のようになります。
日本におけるLGBTの割合が人口の7.6%存在すると言われています。
tokyo rainbow prideより
では、子どもたちの lgbtの現状はどうかというと、およそ40人に1人の割合で存在するということになりますので、
1クラスに1人はいることになります。
お前オカマみたい笑
男の子なんだからメソメソするな
女の子がサッカーに入るなよ
普段何気なく使っている言葉の中にセクシャルの問題は潜んでいます。
では、先生たちはこのような lgbtの子どもたちとどう向き合えばいいのでしょうか。
僕自身色々考えているところですが、僕なりの考えでは、
普段の生徒指導と何も変わらない
というところに落ち着いています。
学校現場では、さまざまな悩みを抱える子どもが沢山います。
その子どもに寄り添う姿勢は lgbtとそのほかの問題に差はないというのが今の僕の考えです。
ただ lgbtの悩みの中には、他者に伝えるのに不安感じるという部分があります。
lgbtのことをカミングアウトすることで
- 仲間外れにされる
- いじめられる
- 周りとは違う
と思われる恐怖があります。
その対応の1つとして、
先生は lgbtについてある程度理解していることを示す言葉があります。
それが
アライALLY
という言葉です。
アライ(Ally)、正しくはストレートアライ(Straight Ally)と言います。自分は、LGBTでは無いけれどLGBTの人たちの活動を支持し、支援している人たちのことを言います。
日本 lgbt協会より
これから、先生方も研修や授業を通じて lgbtについて知る機会が多くなると思います。
その時、子どもたちに
「先生はアライなんだよ。」
と子どもたちに伝えてみてください。
きっと、子どもたちの中には、心が救われる子どもがいると思います。
性の悩みは親でもなかなか打ち明けられものではないですから...
このブログで、先生方に少しでも lgbt、特に子ども lgbtの問題について考えていただけたら嬉しいです。
ぜひ、試してみてください。
生徒指導の活用術〜その15〜
教員の立ち位置
教員の立ち位置はいろいろな効果があります。
真ん中
黒板の真ん中にいるとみんなに注目されやすいです。
また、指示を出すときも全体に行き渡りやすいです
教室の隅
教室の隅は広角に見渡せるため、子供全体を見やすくなります。テストのときなど、様子を見たいときにおススメです。
水泳や体育などでは、よく広域でみましょうと言われます。
子どもの後ろ
子どもの後ろは普段見えない姿が見えたりします。子ども同士の会話ややりとり、机の中の様子など、隠された子どもの様子を見るのにおススメです。
それぞれの見方には、それぞれの良さがありますので場面によって使い分けてみてください。
ぜひ、試してみてください。
若手教員のための勉強会〜その1〜
ブログを始めて1ヶ月弱
記事としての質は良くないものの
なるべく有益な情報を発信しようと
自分なりに心がけてきました。
これまで、ict研修やwachaなどで
数多くの教育熱心な先生方と出会い
自分も何か出来ないか考えました。
経験の浅い自分でもできることを模索し、
たどり着いたのが
若手教員のための勉強会
です。
今日は、この会の趣旨についてお話しします。
近年、教員の働き方が注目されるようになってきました。
- 教員の残業問題
- 休業者年間5000人問題
- 部活動の問題
- 変形労働時間制の採用
などなど
これまでの変革のない労働環境の歪みが令和元年から噴き出すように出てきています。
そのような背景を基、僕の身近でも
- 先生が休職したが新しい非常勤が見つからない
- 専科の先生が休んだため、専科の授業も学担が行なっている。
- 先生がいないため、管理職が授業を行なっている。
なんていう話が出てきています。
しそんな背景に今の若い先生はどのような立場に置かれているでしょうか。
- 経験、技術不足
- 慣れない校務分掌
- 校内研究
- 地域の行事の参加
など、若い教員がやるべきことという状況下の基、沢山の業務をこなしていることと思います。
ベテランの先生であれば、これまで豊富な経験でその場を乗り切れるかもしれません。
しかし、若い教員の中には、それに耐えきれず休職、退職を視野に入れている先生もいるのではないでしょうか。
このような状況を少しでも改善したいという思い、今回の
若手教員のための勉強会
を企画しました。
この会では、若手教員どうしで研鑽しながら
などの活動をしていきたいと思います。
レンタルスペースや講師への謝礼なども考えて500円という有料の設定をしていますが、出来る限り
- 実用性
- 速効性
の高い会にしたいと考えていますのでぜひ、ご参加ください。
よろしくお願いいたします。
https://www.kokuchpro.com/event/5abf454814ed2cd0407d00a8ad69ec94/
教育サイトの活用術〜その8〜
https://学習プリント.com
学習プリント.com
は、学習プリントを掲載しているサイトです。
幼児、小学生を対象にした学習プリントを無料で使用することができます。
色合いも優しく、使いやすいプリントになっています。
学年、教科ごとに分けられているために自分の欲しいプリントを見つけやすいです。
ぜひ、試してみてください。