教育の多様性〜その1〜
ブログのタイトルが教育の多様性と言っておきながら、あまり多様性についてお話ししていないため今回はある多様性についてはなしていきます。
先生の皆さんは
lgbt
という言葉を知っていますか。
今は、学校現場でも研修として取り入れている学校が増えています。
簡単に説目すると図のようになります。
日本におけるLGBTの割合が人口の7.6%存在すると言われています。
tokyo rainbow prideより
では、子どもたちの lgbtの現状はどうかというと、およそ40人に1人の割合で存在するということになりますので、
1クラスに1人はいることになります。
お前オカマみたい笑
男の子なんだからメソメソするな
女の子がサッカーに入るなよ
普段何気なく使っている言葉の中にセクシャルの問題は潜んでいます。
では、先生たちはこのような lgbtの子どもたちとどう向き合えばいいのでしょうか。
僕自身色々考えているところですが、僕なりの考えでは、
普段の生徒指導と何も変わらない
というところに落ち着いています。
学校現場では、さまざまな悩みを抱える子どもが沢山います。
その子どもに寄り添う姿勢は lgbtとそのほかの問題に差はないというのが今の僕の考えです。
ただ lgbtの悩みの中には、他者に伝えるのに不安感じるという部分があります。
lgbtのことをカミングアウトすることで
- 仲間外れにされる
- いじめられる
- 周りとは違う
と思われる恐怖があります。
その対応の1つとして、
先生は lgbtについてある程度理解していることを示す言葉があります。
それが
アライALLY
という言葉です。
アライ(Ally)、正しくはストレートアライ(Straight Ally)と言います。自分は、LGBTでは無いけれどLGBTの人たちの活動を支持し、支援している人たちのことを言います。
日本 lgbt協会より
これから、先生方も研修や授業を通じて lgbtについて知る機会が多くなると思います。
その時、子どもたちに
「先生はアライなんだよ。」
と子どもたちに伝えてみてください。
きっと、子どもたちの中には、心が救われる子どもがいると思います。
性の悩みは親でもなかなか打ち明けられものではないですから...
このブログで、先生方に少しでも lgbt、特に子ども lgbtの問題について考えていただけたら嬉しいです。
ぜひ、試してみてください。